カレーに何かを『かける』か
今週のお題「かける」
こんにちわ。
お題の『かける』を見て、まず1番最初に浮かんできたのはスピッツの『夜に駆ける』という曲名だった。同時に脳内で音楽が再生される。
私の中でスピッツで好きな曲ランキングベスト3に入るのだが、あまり広がりそうもないので今回はカレーに何かを『かける』かという話に持っていきたい。
……と思って適当に検索したら、結構色々出てくる。
という事で、私がカレーに醤油をかけたら怒られた話にすり替えたい。
まず私の実家では、ソースをかけるのが普通だった。別にカツカレーではなくとも、ソースをかけていた。子供の頃から特に疑問もなく、もちろん美味しかった。
やがていつの頃からか、ソースより醤油の方が美味しい事に気付いた。
何かテレビでやっていたのか、毎回醤油をかける様になった。それが当たり前になっていたし、何よりカレーの美味しさを更に引き出している気がした。
妻とまだ付き合いたての頃だったか。
カレーを作ってくれた。
私はその時口をつける前に、ダイニングテーブルの上にあった醤油をいつもの様にかけて、食べた。それが当たり前だったからだ。
「マジあの時何この人、と思ったよ」と、カレーを食べている時、今でも時々その事が話題になる。
妻はカレーに何も『かけない』派だった。かけない派というか、何かをかけるという概念がなかった。つまりせっかく作った料理に、見ただけで味が足りないと判断し、醤油をかけられたと思ったのだ。
その時は付き合いたてだった為か渋々その事態を黙って受け止め、恐らく2回目の時「何故醤油をかけているのか」という話になったと思う。
時は流れ、妻はカレーを食べる時は必ず醤油をかけている。
私はカレーはもちろんの事、今までソースをかけて食べていた揚げ物も醤油にシフトしてきている。