kumorinekoの雑記

東京在住、とりあえず始めます。

まさかの「マスクをしなきゃ」と言う気持ち【お題参加】

 

私がとらわれていた「しなきゃ」

LIFULL STORIES

by LIFULL STORIES

 

こんにちは。

 

元々マスクを装着する習慣は無かったし、嫌いだった。

息苦しくなる様な気がしたし、インフルエンザが流行っているぞ!という中でも頑にしなかった。

風邪予防でもないのにマスクをしている人を良くも思っていなかった。

 

3年前コロナが流行りだし、段々世の中全員がマスク生活に馴染んできた頃、あれだけ嫌悪していたマスクを下着を履くのと同じ感覚でする様になった。

家から出てしばらくした後に忘れた事に気づいて「あ!」となり、コンビニでわざわざ買ったりした。

夏の暑い日でも、汗だくになりマスクが湿ってもなるべく外さなかった。

蔓延ピークの頃外でマスクをしていない人を見かけると「あの人非常識だな」と横目で見て距離を取った。

 

同じ様にマスクが苦手だった人が「マスクをしなきゃ」と気持ちが変化した人は多いのではなかろうか。

そして、未だに外に出る時はマスクをしている。

いつしかもう、マスクが息苦しくて嫌だという気持ちは微塵もない。

まだまだマスクをしている人の割合はかなり多い様に思う。してないのは外国人ばっかり。きっと「まだマスクしてるのかよ」と呆れているだろう。

私もきっと、マスク人口が4割を切った頃を見計らって「マスクをしなきゃ」から解放されるだろう。所謂マスク依存症的な状態でないと信じたい。

 

まだ蔓延がピークだった頃、お寺で厄払いをしてもらった後和尚さんが説法を織り交ぜながら世間話の中で「マスクは自分の為にするのではなく、周りの人の為にしている」というニュアンスの話をした。何となく、目から鱗が落ちた気分だった。

それぞれ色々な信念を持って、マスクをしなかった人もいるだろう。それはそれで他人がどうこう言えるものではないと思う。だがそれは結局『自分の為』。万が一自分が罹患していてそれを他人に移さない配慮、ただそれだけだ。

 

路上で1箱3,500円でマスクが売られていた事を懐かしく思う。

「あの時全員マスクするのが当たり前だったよね」

と懐かしく笑い話ができるまでどのくらいだろうか。

 

先日60枚入りの新しいマスクを1箱買ってしまった。