福岡の超有名店で最も惹かれたのはパスタでは無かった話
こんにちは。
先日、吉本興業のイベント『LIVE STAND22−23』に、妻の断っての希望で赴いた。
東京在住ではあるが、色々な事情でわざわざ飛行機で福岡まで。
私自身九州に上陸する事自体が初めてだったので、ライブを含めて楽しみではあった。
超有名店へ
いきなり2日目の昼食の話。
私は事前にほとんど何も調べなかったので、基本どこに行くかは妻任せで、妻が幼少の頃よりいつか行きたいと思っていたという超有名店『らるきい』に行ってきた。
電車に乗って、辿り着いたのは11時頃。昼時だったのである程度覚悟はしていたが、既に15人程の行列ができていた。
テンサバリアーで並び易くなっていて、程なく店員さんがメニューを持ってきて事前に注文品を聞いてくれる。
後ろに並んでいた中年女性3人組が、並びながら窓越しに見える店内の様子を実況中継していた。「あ、あのセットお得そうじゃない?」「パンはあっちが美味しそう」「待って、あそこの席そろそろ食べ終わるからこれで3人席空きそう」など、夏場の蝉の如くうるさかった。
30分くらい待っただろうか。
スムーズに席に案内され、すぐに事前注文した品物が届く。
私はその日の『ランチセット』、妻は1番人気の『ぺぺたま』。
ランチセットには、かなり分厚いこんがり焼けたトースト、スープ、サラダが付いている。有名店だけあって、当たり前にパスタは美味しい。並ぶだけの価値は十分にある。
しかし私も妻も1番美味しいと感じたのは、ランチセットに付いていたトーストだった。
カリッとした絶妙な焼き加減、ボリューム、パン自体の美味しさ。
トーストだけで数種類の個別メニューがあるので、恐らくパスタだけではなくトーストも有名なお店なのだろう。
パンを買いに
お会計を済ませてお店を出てすぐ、「店員さんにどこのパン使ってるか聞いたから買い行こう」と妻が言った。やる事が早い。
そのお店は『ベーカリーハカタ』。
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40021119/
『らるきい』からバスや電車を使い、30分で辿り着いた。
大通りから細い脇道に入ったひっそり佇む場所、昭和レトロな外観、手作り感のある小さい店内。地元の人御用達の雰囲気満々。
単なる旅行者がフラッと訪れる場所では無いような気がした。
お目当てのフランスパンは1本と半分が選択できて、半分を1つ手に取る。他に何か1つと、惣菜パン含めて色々目移りしたが、私はクリームパンを選んだ。
店を後にして駅まで戻る道すがら、買いたてホヤホヤのクリームパンを食べてみる。
!!!
美味しい。パン生地も、中に入っているカスタードクリームも本当に美味しい。
1泊2日の福岡で『もつ鍋』やら『豚骨ラーメン』やら定番所は抑えたが、振り返ってみると1番美味しかったのはあのクリームパンだった。
また福岡に行く機会があったら、中洲の屋台と同様『ベーカリーハカタ』のパンを買いに行こうと思う。