きんとんパイ【お題参加】
こんにちは。
今日はこちらのお題。
私は小学校・中学校と給食だったのだが、思い出せるメニューがいくつかある中で『きんとんパイ』という物がある。
これがいつのタイミングだったか全国区では無いことを知りびっくりした。
調べてみるとどうやら石川県加賀市の名物だそうで、どういうわけか静岡県や秋田県の一部の地域で給食メニューとなっているらしい。
さつまいもの甘い餡をパイ生地で包んでカラッと揚げたデザートの様な物だが、何10年も食べていないのに味を思い出せる。物凄く美味しい。
形状は四角形で角のパイが硬く、餡が入った真ん中辺りは生地が薄く柔らかい。
甘さもちょうど良く、乳製品やコーヒー、緑茶でも合う。
きんとんパイが出る日は当たりだった。
『ミルメーク』は全国区なのだろうか。
当時飲み物は三角錐の牛乳。たまにスティックに入った茶色い液体が付いてきて、それを牛乳に入れるとコーヒー牛乳風味になったのだ。
スティックの先端に番号が付いていて、友達に自分の出席番号と意味なく交換していた記憶がある。
小学校の低学年の頃だったと思うが、1度だけオレンジジュースが出た事を何故か覚えている。牛乳と同じく三角錐で、黒にオレンジか白の斑点があるパッケージだった。パッケージまで覚えているのは、当時それほど印象的だったという事か。多分味は普通だった。
ところで学校給食は今も尚牛乳がマストなのだろうか。
もちろん栄養などのことを考えてのチョイスだろうが、改めて考えてみると牛乳が苦手な人にとっては地獄だと思う。何でもハラスメントにする今『ミルハラ』とでも呼ばれて反対する人がいてもおかしくはない。
同じように、昔は食べるのが遅い子は給食の後の昼休みまで使って食べ切らなきゃならない俗に言う『居残り給食』が本当にあった。これなんかは実際ハラスメントに当たりそうなもんだが、閉ざされた『学校』という空間では今となっても表に出てこないことだらけだと思うので、今日も日本のどこかで給食と格闘している学生がいるに違いない。
私は給食は毎回楽しみだった。
余った物を取り合うジャンケンにも積極的に参加してきた方だ。
給食室を通る度にぷーんと良い匂いがした事を今でも覚えている。