物が捨てられない&貰った物を使えない

こんにちは。

２０１３年に切れていたパスポートを再交付してもらう手続きをした。

もう最後に行ったのは１０年以上前かと感慨に耽りつつ、処理をしてもらえばその古いパスポートを返してもらえる事も知る。

基本何となく古いパスポートの返却を望む人が多い気がするが、どうなんだろうか。

とは言え、きっとまた何処かにしまって改めて見返すことなど滅多にしないだろう。けど思い出の一端として、捨てるのも忍びない。

こうして溜まっていった物がどんどん溢れていく。基本物が捨てられない。

全ての物に愛着が湧いている、いつか何かの役に立つかも知れない、と理由を探ればいくつかあると思うが、常に愛でるわけでもなくいつか何かの役に立った事も思いつかない。

引越しの際１度、思い切って大量の物を処分した事があるので捨ててしまえば意外となんてこと無いのは知っているつもりだが、そういった機会がないと溜まる一方なのが現実だ。

と同時に、素敵なプレゼントを貰ってそれをなかなか使えないという哀しい性もある。

綺麗なまま取っておきたいと思ってしまうのだ。

特に実用性が高いもの程、少しでも汚したく無いと思ってしまう。プレゼントした側にとって１番嬉しいのは「大切に使ってくれる事」なのはわかっているが、大切にする最高峰が「使わない事」になってしまって本末転倒している。

妻は全く逆の性格で、物に執着が無いという。

いらないと思ったらなんでもガンガン捨てる事ができる。プレゼントしたものは気持ちよく使ってくれる。

こういう性格は、いつどこで形成されるのだろうか。

幼少期の経験？家庭環境？大人になってから変化する？

何かと執着心の強いだろう私。

執着しない妻。

物ではなく『人間』に置き換えた時、何となーく嫌な予感が頭をよぎる。