kumorinekoの雑記

東京在住、とりあえず始めます。

誰かの文章

こんにちは。

 

自分がこのはてなブログを始めてみて、1ヶ月が過ぎた。

同時に、人のブログを見る機会が生まれた。

そんなに多くは閲覧していないが、(良い意味で)素性の知れない色々な人の色々な話や考え方が拝見できるのは何かとプラスの事だと思う。

 

思ったのは、改めてやはり自分の好きな文章とそうでもないものが明確になるということだ。

具体的にどこが、と言われると明確に現せない所もあるが、好きな小説家は内容も然ることながら文章表現(?)が好きになったからだ。

 

適当にブログを閲覧して、あ、なんか良いなと思えるものはそのままいくつか立て続けに同じ人の別の話も読みたくなる。

全く別の人なのに、同じ様に見てしまう人はやはりどこか文章の感じが似ている。

あ、自分と同じ様な感じだなと思うとついつい気になってしまう。

 

絵に個性が出る様に、文章にも個性が出るのは面白いなと思った。

同時に人を惹きつける文章を書くのは難しいわけだが、読み物で人を声が出る程笑わすのはかなりの高難度だと思うのだ。

本を読む時は基本1人の世界だ。

クスクス、というのは何度もあれど(心の中では爆笑の気持ち)、アハハ!と発声する笑いは中々起きない気がするが、どうだろう。

私の場合覚えてるのはたった2つ。

町田康夫婦茶碗』のたまごの件、ニック・ホーンビィ『ハイ・フィデリティ』(ちなみに映画も面白い)の主人公が女の子の部屋に行った時の件だけだ。 

https://www.amazon.co.jp/dp/4101319316/ref=emc_b_5_mob_t

https://www.amazon.co.jp/ハイ・フィデリティ-新潮文庫-ニック-ホーンビィ/dp/4102202110/ref=mp_s_a_1_2?crid=16SQ3VV5QU1G4&keywords=ハイフィデリティ+本&qid=1677547659&sprefix=ハイフィデリティ%2Caps%2C193&sr=8-2

後者は電車の中で読んでいたので、やばい声が出てしまったと思いつつ、笑いを堪えるのが必死で余計に面白かった。

 

多分、どちらも笑かそうとして作った文章では無い気がする。

いつか何処かの誰かが声を出して笑える文章ができるのだろうか。

意識してやってみるのもいいかも。

けど笑かしてやりたい!

と意気込んだ場合、それはきっと的外れなんだろう。