そういえばの冨樫義博展
こんにちは。
そういえば12月上旬に『冨樫義博展』に行った。
私の場合世代直撃という事もあって『幽☆遊☆白書』に夢中になり、『レベルE』の虜になり、『HUNTER×HUNTER』の続きを待ち侘びている状態だ。
この『冨樫義博展』。
結論から言うと、同じ様に冨樫義博氏の漫画に魅了されている人は150%の満足度を持って会場を後にする事になる。
スタッフが余程優秀なのか、展示されている内容全てが「ああ……この人達は本当に冨樫さんが好きなんだな」と思わせてくれるラインナップ。
過去作品含む代表作のツボをほぼ完璧に抑えている。
ファンにとって『原画』は何よりの鑑賞対象だ。
「この場面の原画、見てみたいな」というのを殆ど網羅している素晴らしさ。ゾロゾロと歩きながらその度に「うわ!ここ来たか!」と唸る。
当然原画のラインナップだけでなく展示会場全体の流れ、構成、グッズに至るまで抜け目がない。
しかし、冨樫義博ファンでなくとも楽しめるとは言い難い。
一応全く知らなくても歴史を辿ってよくわかる構成にはなっているし、プロの漫画家のプロの仕事を目の当たりにできるという点では間違いないが、せめて代表作の1つでも事前に読んで鑑賞するのが好ましい。「へー知らなかった、すごいねー」で終わらせてしまうにはもったいない。
東京での開催は先日終わってしまった。
今年7月から大阪、11月から福岡で順次開催予定だ。
冨樫義博ファンで惜しくも見逃してしまった人、まぁそこまで期待をしていない人、大阪か福岡に行く価値はある。
というわけで今更ではあるが、『冨樫義博展』個人的な感想。
今思い出したらもう1度行きたくなった。