kumorinekoの雑記

東京在住、とりあえず始めます。

【初めての台湾旅行記③】1日目、饒河街観光夜市【2023年5/14日現在】

ホテルにチェックイン

台北市立動物園で足が悲鳴をあげていたが、何とかホテルまで戻ってきた。

チェックインして部屋に入って一息ついて寝てしまったら、そのまま朝まで目覚めないかもしれないくらい疲弊していた。

4階の受付に向かい、先ほど荷物を受け取った際に渡されたカードを提示し受け取りと共にカードキーを渡される。カードが入った紙ケースにはしっかりWi-Fiのパスワードも。案内された部屋は12階だった。

ARTREE HOTEL(アーツリーホテル)について

今回はクイーンサイズのベッドが1つのデラックスキングルーム。素泊まりで金額は大人2人で2泊、40,000円弱程。

フロントスタッフが教えてくれたが、コンセプトである森の中の様なイメージは社長の趣味らしい。とにかく1階のエントランスや外観からエレベーターの中に至るまで徹底されている。一見何を象ったオブジェなのか分からない物も多いが、非常に芸術点の高い内装だった。

清掃は行き届いていて、とても綺麗。全体的に照明が暗めなのも演出だろう。

スタッフも丁寧で、日本語対応とは謳ってるものの結構なカタコトではある。けれど全然問題ない。

通された部屋の中もデザインが洗練されていて、コンセプトに対する意気込みを感じる。

壁には謎のオブジェが点在する

ホテル4階にある喫煙スペースの一部 かなり居心地が良い

 

アメニティは全て揃っていて歯ブラシなどの質も悪くない。シャワー室に用意されているボトルは2つしかなかったので、恐らく1つはリンスinシャンプーだろう。もう1つはボディソープ(シャンプーとリンスは持参した)。シャワーの水圧もバッチリ。

この日の時点では他のブログなどで見たバスローブとウェルカムフルーツは無し。冷蔵庫にはありがたい事に無料ミニバーと称して500mlのペットボトルの水2本、ポカリスウェット、コーラ、炭酸水、台湾ビールのいずれも200ml程の缶が入っていた。

コンセントも豊富、部屋やベッドの広さも2人で申し分ない。

ただこの部屋がそうなのか他の部屋でもそうなのか正確にはわからないが、トイレはウォシュレットが付いているものの使用したトイレットペーパーは流せない。手前にゴミ箱が置いてあるので使用後それに入れる事になる。気になる人は面倒ではあるが4階フロントフロアにあるトイレは紙が流せるので、そちらを利用すれば良いと思う。

横断歩道を渡ってすぐ目の前にセブンイレブンがあるので、何か足りなくなったり小腹が空いたり煙草が切れた時はいつでも買い物に行ける。

 

総じてこのホテルはとても快適だった。もし台北旅行でどのホテルにしようか迷っていて1泊1万円位を想定しているのであれば自信を持ってオススメできる。必要なものはせいぜい部屋着くらいだと思う。あとは全て揃っている。

 

饒河街観光夜市へ(ジョウガガイ)

事前に1日目の夜に決めていたのは有名な『士林観光夜市(シーリン)』ではあったが、まさかの動物園で削られた体力を鑑みてホテルから比較的近めの『饒河街観光夜市』に繰り出す事にした。軽くシャワーを浴びて、18時前に出発。最寄りの台北小巨蛋駅からたった2駅の松山(ソンシャン)駅へ。

駅を降りてすぐ、前方に煌びやかな灯りが見え、賑わいの雑音と食欲を誘う香りが風に乗って5感を刺激してきた。

煌びやかに聳え立つ『松山慈祐宮』

 

横断歩道を渡ると夜市はすでに始まっていて、そこここに屋台が立ち並ぶ。

道の先には『松山慈祐宮』なる建造物が眩いライトアップをされていた。その対面のスペースでは何かの催しをやっており、観客の前で伝統的な演劇をやっている。

初めて来たら、もう入り口手前でテンションが上がる要素てんこ盛りだ。

この日は木曜日だったが盛況していて、週末や大型連休が被る日などはこれより人がいるのを想像できなかった。

こちらは駅から反対側のゲート

 

歌舞伎町にあるゲートの前で、いきなりの行列店。名物の『胡椒餅』で有名なお店だ。そのままの流れで列に並び購入。15人以上は並んでいたが、案外すんなりと受け取ることができた。胡椒餅をパクつきながら、人の流れにそって真っ直ぐ歩き出す。

その後も気になったお店があれば立ち止まって買ったり買わなかったり。鼻が刺激される臭豆腐の匂いを肌で感じながら、基本的には同じ様な内容の店が何店舗もループする感じ。この夜市は飲食系がほとんどだ。

一旦端まで行って、折り返す。

折り返しの際コンビニでビールを購入、歩きながら軽くお酒を煽る。

600m程あるというメインストリートを堪能し、途中枝分かれしている狭い路地を一通り見終わった。

朝からあまりガッツリ食べていなかったので食事を求め再びメインストリートに入り、『油飯』と『肉団子スープ』に舌鼓。めちゃめちゃ美味しくて、油飯を追加で注文した。『東発号』という有名な知られた店だったと思うが、正確には記憶が曖昧。とにかく腹は満たされた。

絶品の『油飯』 恐らくどこで食べても美味い

 

せっかく来たということで『松山慈祐宮』にも立ち寄り、演劇も何となく眺めて駅に戻った。

 

夜市は日本でいう所の『お祭り』が毎日やっている状態だ。歩いているだけで楽しいし、人の活気を肌で感じられる。あれだけごちゃごちゃしている上に、食べ物屋台の集合体なのにゴミが散乱していない事にも驚いた。見た限りゲートの下には大きなゴミ箱があったし、溜まり場になって人が集まっている所にも目立ったゴミは落ちていない。早朝の渋谷の方がはるかに汚い。

トイレはメインストリートから1本外れた大きな道に面するファミマを利用した。

確か夜市の中にもあったと思うが、行かなかったので状態がわからない。

いくつかある夜市の中でこの夜市は候補にはなかったが、結果的に雰囲気を堪能できた。

 

続く