【初めての台湾旅行記⑦】2日目、士林夜市(シーリン)へ【2023年5/14日現在】
せっかくだから行くとこにした夜市
正直十分と九份でまたしても結果的に歩き倒してしまったので、今日夜に予定していた『士林夜市(シーリン)』に赴くのはどうしようかと思案していた。
が、そんなに頻繁に来れるわけでもないしそもそも1日目に行く予定ではあったので、疲れた体を引きずって夜市に向かった。
バスを降りたのは『東門駅』付近だったので、そのままMRTを乗り継いで『剣潭駅(けんたん駅)』なる場所で降りる。もうMRTはお手の物、迷う事はない。
駅を降りるとビルに隣接する巨大な球体がお出迎え。
バスケットボールの様に見えたが、後で調べたらどうやら『台北表演芸術中心(パフォーミングアーツセンター)』なる施設の一部という事。なるほどなるほど。
その先を進んで横断歩道を渡ると、ここもまた既に夜市は始まっていた。
台湾=夜市=士林夜市、という位有名で尚且つ大規模なこの夜市。
流れのままに入った最初の通りに連なっているお店は飲食店ではなくアパレルショップだった。前夜に行った『饒河街夜市』が頭に思い描いていた『THE・夜市』だったので、寧ろこの代表的な夜市が異質に感じてしまった。
結局九份でまともな食事を摂っていなかったので、まずは探索も程々にガッツリ飯を求め『美食区(メイシーチュウ)』なる地下の、日本で言えばフードコートに行ってみた。
何店舗程連なっているのだろうか。中型スーパー位の敷地に、同じ様なメニューが並ぶ飲食店が所狭しと共存している。お店を通過する度にどうぞどうぞ〜という勧誘を尻目に、とりあえず1周した。入口は何箇所かある様だが、たまたま階段を下りて入った入口付近のお店とそこから遠い奥のお店では、明らかに客入りに差があった。お客がいない店はどうしても避けてしまうのが性ではある。
どこでも良いと言えば良かったが、結局ガイドブックに紹介されていた『晶棧熱炒』というお店に着席。男性8人くらいの集団が宴会をしていたが、それは日本人だった。
ちなみに後から入ってきた女性2人組も日本人。その後の1人客は現地の方だった。
メニューは全て写真付きで分かりやすい。席に着くなり瓶ビールを注文し乾杯。
一気にエビチャーハン、カニの唐揚げ、小籠包、魯肉飯、水餃子を注文した。時間を置かず次々とやってくる料理に舌鼓を打つ。お腹が空いていた事もあっただろう、現地の空気もあっただろう、特にカニの唐揚げは美味しかった。瓶ビール3本を飲み干し、満足して席を立った。
士林夜市を歩き回る
その後はひたすら散策。流石に日本人ともよくすれ違う。結構歩いて辿り着いたお目当ての小籠包屋が閉まっていたり、名物の揚げたてチキンを並んで買って食べきれなかったり、麻雀ビンゴなるゲームをやってみたり、誰もいない路地に入ってみたり。
前夜の夜市と同じくここも思ったほど汚れてはいない。大きなゴミ箱はあるし、ゴミ箱を引いて歩いているおじさんもいた。ただ人が多く通る道を外れると、それなりにゴミが溜まってる場所もあった。
雰囲気としては東京で言えば原宿と上野のアメ横に似てるのではなかろうか。所謂アジアの屋台街と近代的な商店街が融合している感じ。規模が大きいので飽きないが、個人的には『饒河街夜市』の方が好きだった。
一通り満喫した所で引き揚げる。
2日目は十分→九份→士林夜市と定番処を何となくの計画で回り切る事が出来た。
ホテルに戻ってゆっくり湯船に浸かり、泥のように眠った。
この日の合計歩数は23,376歩だった。
続く