kumorinekoの雑記

東京在住、とりあえず始めます。

【初めての台湾旅行記・最後】全体的な感想【2023年5/14日現在】

初めて使ったタクシー

MRTを乗り継いで、ホテル最寄りの駅まで急ぐ。

途中の駅でチャージをし時間を換算しながらスムーズに辿り着くも、荷物を受け取ってから台北駅に向かいそこから更に電車に乗って空港まで行くのに電車の時間も考慮して明らかに間に合わないのに気付いたのがホテルに向かう道すがらだった。

もうこれは、タクシーを使うしかない。

ホテルで荷物を受け取ってから反対側のセブンイレブンの前で必死にタクシーを探す。

こういう時に限ってなかなか見つからず焦りが募る中ようやく捕まえる事に成功、運転手に台北駅に向かって欲しいと伝える。台北駅まで最速で辿り着ければ何とか間に合う計算だった。

が、車内で改めて調べてみると電車の時間の関係でどうやってもリミットの18時半に間に合わないことが判明した。そこで急遽このまま空港までぶっ飛ばしてもらう様に変更。どれ位掛かるか拙い英語で聞いてみると1時間位と拙い英語で返答があった。

渋滞していたら間に合わない。言葉少なめな明らかなベテランドライバーには申し訳ないが「めちゃ急いでるんです、なる早で!」とお願いした。

高速道路に乗った後最初は渋滞していたもののその後はだんだん流れていき、本当にぶっ飛ばしてくれたのか予定より20分も早く空港に無事辿り着いた。高速代含めて1,500ドル程だったか、多めに渡して感謝を告げた。

節約をしていたわけではないが、2泊3日で初めてタクシーを使った。

間に合うかドキドキのタクシー車内から

 

帰りの空港にて

手続きを無事終え、出発ロビーまで歩く。今回はピーチを利用していたが、事前の説明にある通り出発ロビーまでかなり歩く事になった。その前に到着後朝まで過ごしたソファを感慨深げに横目に見ながら買いそびれたパイナップルケーキのお土産を買った。

電車に乗るつもりでチャージした悠遊カードは空港の自販機で利用できたので、飲み物と軽食に使った。

兎にも角にも間に合った事に安堵し、飛行機を待ってる間に2泊3日の事を思い出していた。

 

初めての台湾(台北)旅行の個人的感想

全体的な個人的感想を一言で言えば『日本と変わらない』だった。

良い意味でも悪い意味でもちょっと離れた日本のどこかの街に行った感覚だ。とは言えもちろんたった2泊3日な上、有名観光地を巡っただけの感想ではあるわけだが、要は何不自由なく過ごせたという意味で「変わらない」だ。

日本と同じ、もしくはそれ以上にコンビニ(しかも日本の)はあるし、想像していたよりずっと街や観光地が清潔に保たれているし、何ヶ国か行ったアジア諸国と比べても何かしらの勧誘は皆無。場所によるとは思うがかなり深い時間に歩いても危険を感じる事も無かった。

人々はみんな親切だし、公共交通機関も初めてでも利用しやすい上かなり便利。水道水には一応気を付けたがお腹を壊す事も無かった。日本人は漢字が読めるので言語や文字に苦労する事も無かった。

女性の1人旅や、年配の夫婦でプラッと旅行するのにハードルが低い。

 

一方で、明らかな異文化や刺激を感じたい人にとっては物足りなさを感じてしまうのは否めない。ディープスポットはいくらでもあるだろうが、有名観光地を足早に駆け抜けた感想としてはそんなところだ。

有名処だと『九份』より『十分』の方が楽しめた。オリエンタルな雰囲気は九份に分があるが、ランタンを含めて規模は小さいながらも未知の体験ができる空間だった。今回は昼間に行ったが、夜に行ったなら更に忘れられない思い出になったと想像に難くない。

気候はかなり蒸し暑く、都心の夏と同じくヌメっとした空気。折りたたみ傘が役に立った。

トイレは紙が流せない所も多い様だが、少なくとも空港やホテルは問題ない。飲食店のトイレを利用したが、トイレ関係で困った事も無かった。

現地で使用したお金は2人で約4万円(航空券やホテル代除く)。到着した時の両替で少しボラれたがそれ以降両替せずに済んでしまった。

 

夫婦共々、ふらりとまた行きたいねという結論だった。

今回行けなかった観光名所、ちゃんとした(?)レストラン、自分へのお土産などまだやれてない事がいっぱいある。

ふらりと行けてふらりと過ごせる、それが何よりの魅力だと思う。

チャージ消費の為自販機で買ったお菓子

さよなら台湾