車を運転するのが好き
こんにちは(こんばんわ)。
私が免許を取ったのは20歳か21歳の時、田舎出身なので地元では18歳になった時に取る人も多いが、そのタイミングで落ちないと評判の原付の免許を1度失敗し、結局東京で取った。
当時友達と車で出掛ける計画が持ち上がった事がきっかけで、1ヶ月間通いであえてマニュアルで無事車の免許を取得した(最後の試験で1度落ちたが)。
取得直後にその車(友人の父親の車)での旅行に出掛け、途中で交代をしてもらって、本当の車デビューを果たした。どれくらい走っただろうか。少なくとも帰りに茨城から東京まではぶっ続けで運転した気がする。
それから20数年。
車を運転した回数は覚えてるだけで2回。時間にして合計15分に満たない。
そう、ペーパードライバーだ。故に免許はゴールドだ。
正直免許を取り立ての頃から、車を運転する楽しさというか、良さがイマイチ良くわからなかった。尚且つこの鉄の塊で、人間を殺めてしまうのだと思うと怖くなった。
元々車自体もそんなに興味がない。
カッコいいなと思う車はあるが、大概日本の旧車なのでもし手に入れられたとしても車好きでないと維持できないだろう。
東京に住んでいて車が無くて困った事もない。このまま東京に住み続ける限り、車は必要ないだろう。駐車場代も馬鹿にならない。
しかしどこかで、車を運転するのが好き、という人を羨んでる自分がいる。
ストレス解消は車で適当にドライブする事です、という趣味を口にしている人に羨望の眼差しを向けている。
例えば英語圏の海外で突然暮らす事になり、英語なんて全く喋れなかったのが気が付いたら身に付く様に、車が無いと生活できない環境や仕事に就けば変わるのだろうが、今の所その予定も無い。
私の場合、実家の静岡に帰省する際や近場に旅行する際、最近は全てレンタカーを借りて車を利用している。もちろん私は助手席に鎮座するわけだが、運転は全て妻がしてくれている。「車の運転が好き」と言っていて喜んで運転はしてくれてはいるが、2人で運転出来た方が良いに決まっている。
少し前から言われている『若者の〇〇離れ』。その中の車離れ。
車に興味の無い若者は、運転免許すらも取っていないのだろうか。
そもそもそれは車の運転無しでも生活にそんな支障のないある程度都会だけに限った話であるだろう。車の維持が大変な場合はレンタカーで事足りるという事ではないだろうか。
なんか、今この瞬間、瞬間だけだろうが、こんな事を綴っていると免許を持っているのに運転しないのが急に勿体なく思えてきた。
運転代わるよ、なんて急に言い出したら妻は驚くだろうか。このまま死ぬ気かと、全力で止めに入るだろうか。
まずはペーパードライバー講習か。
あれって本当に意味あるのかな。