【初めての台湾旅行記①】成田空港→桃園空港で1泊まで【2023年5/14日現在】
こんにちは。
5月10日夜出発で、妻と2人、2泊3日の台湾(台北)旅行に行ってきた。
10数年振りの海外旅行だった。
最近台湾旅行に力を入れてるっぽく、行く前からテレビやら雑誌やらで紹介されているのをよく目にしていたのである意味タイムリーではあった。
今はどこでも情報が手に入る上、今回初めてという事もあって所謂『定番処』を周って来た感じなので定番情報の他にあえてニッチな情報をお伝えしてみたい。
ちなみに世に数多出ているガイドブックやブログの方が100倍参考になるので、台湾旅行を計画している方は是非お買い求めを。
到着して空港で朝まで過ごす
成田空港を22時過ぎに出発し、台北の桃園(日本語読みだとトウエン)空港に現地時間1時10分に到着する便に乗った。航空会社はピーチ。単純に安さを優先しての選択。フライト時間は2時間半程、快適空間という訳ではないが、しょうがない。格安航空券を探せばもっとあるとは思うが、往復で1人¥45,000くらい。ケツが痛くはなった。
出発は遅れたものの、現地には時間通り到着。
イミグレなんかは案内通りに進んでいけば難なく通過できる。日本語表記もチラホラ見かけるので、初めての1人海外旅行でも安心だ。
場所は第1ターミナル。下調べはしてあったが、現在もやはり深夜に動いている公共交通手段はない。という事で空港で朝まで待機する事に。もちろんタクシーはこちらが探さなくても運ちゃんから積極的に誘ってくるので、お金に余裕がある人はお願いして台北の中心街までいきなり出ても良いと思う。恐らく日本円で6,000円くらいではなかろうか。
両替を荷物受け取り場にある所でやってしまったが、荷物を受け取ってロビーに出る直前にあるところの方がレートが良いので参考までに。1000ドル札は100ドル札10枚にしてもらった方が使い勝手が良いと思う。現在は約1円=4(台湾)ドル。
この日は木曜日ということもあってかそんなに多くの人で溢れかえっていたわけでは無かった。そこ此処に点在するベンチはチラホラ空きがある。空港自体はとっても綺麗。
いくつかのブログに記載があるサブウェイ横の文字を象ったソファは埋まっていたので、3階モスバーガー横にいくつかある扇形のソファを「ここをキャンプ地にする」と決めた。
この場所は電源も取れるし(台湾は基本変換プラグ必要無し)、空いていれば横になって眠れるのでオススメだ。おまけに目と鼻の先にトイレも完備。静かだし先客が何人か寝ていたし、最低限気をつければ安全面も全く問題ない。もちろん空港のWi-Fiも使える。
ただし異様に寒い。当日現地の気温は25度を超えていて外は蒸し蒸ししていたが、冷房が効き過ぎていてTシャツに1枚羽織るくらいの格好ではぐっすり眠れなくなる程寒い(台湾は基本冷房ガンガン)。ここで眠る場合は掛け布団代わりになるものがあれば完璧だ。
反対側には同じ作りの空間があるので、混んでいたらそちらに行ってみるのも良い。
ここで喫煙所情報。
第1ターミナルの喫煙所は1階正面の入り口を出てしばらく右に歩くとある。とにかく1階の出口を出て右に歩いて行く、と覚えればOK。灰皿や同族がいるのでそれが目印。出隅の奥にもある事に帰りに気付いた。私達が陣取った扇ソファからは果てしなく遠くて、それでも哀しい煙吸いである私は3回往復した。
小腹が空いたり喉が渇いたら、B1階に開いているコンビニがある。
逆に言えば、現在も空港内で24時間開いているのはコンビニしかない(と思う)。
到着して最初に出たロビーの左奥、バリアフリーな傾斜の緩いエスカレーターを下ってすぐ。おにぎりやらお弁当やらデザートやら小腹を満たすには一通り揃うし、おでんやソーセージも。
その場で調べたのだが、ソーセージはその近くにあるコッペパンの袋を開け、挟んで横にあるペーパーに包んでレジに持って行くのがポピュラーとの事。ケチャップやらマスタードやらもある。コッペパンの袋を会計前に開けるというのが日本人には違和感があるが、問題無し。
実際購入したが、美味しかった。
トイレも綺麗な上、ペーパーが流せるのが嬉しい。ここだけではなかったが手拭きペーパーも日本より完備が行き届いている気がする。
寒かった事を除けば、例え深夜に空港に着く事になって朝まで待機するのに何ら心配は無い。
とはいえ、2人共結局2時間弱くらいしか眠れなかった。
空港からまずは台北駅へ
6時過ぎ、そろそろ行きますかと出発。
MRT(地下鉄)を利用する事にした。空港ロビー内に分かりやすい案内表示があるので、初めてでも迷うことは無い。後にこのMRTを利用しまくるわけだが、どの駅に降り立っても日本と何ら変わりなく乗り換え含めてとても分かりやすいので、タクシー代を他に充てたい人にとっては物凄くありがたい。
そして関東で言えば日本のSuicaにあたる『悠遊カード』。購入に100ドル必要だがこれはとにかく便利。買い方も簡単。基本どの駅でもタッチパネルの切符売り場で買えるし、日本語表記にもできるので間違う事も無い。日本の電子カード同様色々な買い物もできる。そして期限は15年間有効(笑)。
空港では切符売り場に案内のおじさんがいて、お釣りが出ないから気を付けてねと教えてくれた。2人ともとりあえず500ドルで支払い。この場合、400ドルがチャージ分になる。
空港から台北駅までは各駅50分と急行35分の2種類だけ。知ってはいたがおじさんはその事もカタコトの日本語で教えてくれた。各駅を見送って、急行に乗る。割とひっきりなしに来るので、選択の余地は無い。料金は150ドル。車内は日本の電車と大差無し。ちなみに一応どこにでも書かれている注意としては、飲食禁止と優先席は日本より厳格に座らない事くらいか。優先席かどうかは『博愛』と表記がある上色が違うので間違えて座る心配もない。
座席は横1列に並んでるわけではなく2席ずつ縦や横に並んでいて、座席が少ない分むしろ空間が空いて広々と感じた。
朝の通勤客が次々乗り込んできて片手にコーヒーやらジュースを持っている人が多かったが、口をつけている人は誰1人いなかった。
車窓から流れる日本とはちょっと違う景色を見ながら、あっという間に台北駅に着いた。
続く