kumorinekoの雑記

東京在住、とりあえず始めます。

投げてはいけなかった物【お題参加】

今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」

 

こんにちは。

 

小学生(確か低学年)の頃、上級生に小学生版の不良がいた。

小学生の不良なのでかわいいものだ。

ある日どういう経緯かはハッキリ覚えていないが、その不良小学生数人と私を含む数人の小学生が敵対する事になった。

家の近くに少し大きめの川があり、その時私達は家が立ち並ぶアスファルトの道路側、上級生側は川を挟んだ森の中にいた。

 

大きな声でヤーヤー牽制しあって、最終的に私達はあろう事か彼らに向けて地面に落ちていた石を投げたのだ。

そんなに大きな川ではなかったので小学生の投力でも森に届き、その時はそれが面白かったんだろう、皆何投かした気がする。

すると相手も対抗し、森の中からこちらに向かって石を投擲。

今考えたらなんて危ないのであろう。

幸いお互い怪我人が出る事なく流石にまずいと思ったのか投石はやめ、なぁなぁで解散した気がするが、改めてその年頃の子供は恐ろしいと思う。

 

急に思い出したが、私のおでこには2cmほどの傷がある。

小学校2年生の時、家の近くの園芸場で友達とサッカーをしていた。

あるボールを持った私と友達が普通に対峙した時、そいつはおもむろに地面の石を拾い、私に向かってそれを投げた。2人の距離は多分1mちょっとだったはず。

タンッ!という音が頭の中に響き渡ったのを今でもハッキリ覚えている。そのまま倒れた私。

気がついたら園芸場の店員さんが騒ぎに気付き私をカウンターに寝かせてくれ、何とか止血をしてくれている。ワンワン泣きながらおでこを触り、血がドクドク吹き出すのを確認すると「死ぬの!?死ぬの?」と叫んだ記憶がある。

救急車が間も無く到着し、結果的には2、3針程度縫う怪我で済んだ。

その日の夜に家に戻り、石を投げてきた友達は親と一緒に自宅に謝りに来た。

その後別に彼とは何の確執もなくその後中学校まで一緒だった。

 

これを今みたいに振り返って思い出す時があり、よくよく考えてみるとあの時石が当たったのが硬いおでこだったから良かったものの、左右どちらかの目に当たっていたら……と思うと少し背中がゾクッとする。

本当に不意打ちで、距離も近かった。というかサッカー中にまさか石を突然投げられるなんて発想自体が無かったので全く避けられなかった。

 

人に石を投げたらダメ、ゼッタイ。