1人暮らしをするなら家よりも場所
こんにちは。
こちらのお題で少しだけ。
私は18歳の時に上京して、専門学校に入学した。
私の両親も含め東京に関して右も左も分からなかったので、遠い親戚を頼り、学校の場所など諸々を考慮して中野のアパートを探してもらい住む事になった。
有難い事にスネを齧らせてもらって、狭かったが決して家賃の安くない所に2年間住まわせてもらった。
駅からは離れていたが全く苦にはならず、中野という素敵な街は毎日飽きが来なかった。
学校を卒業してフリーターとなり、もう親に頼るのをやめるにあたりもっと家賃の安い所に引越しする事に。
思い返してみても何故そこにしたのかは不明だが、埼玉の静かな所に決めた。
中野の家は狭かったので、家賃が安くてより広い家に住みたいという願望があった。あったのだが、探せばいくらでもあるだろうその中で、何故埼玉にしたのだろう。
埼玉を悪くいう訳では無いが、自分で決めたとはいえそこは何もない街だった。
何でもあった中野からのギャップもあるかもしれない。
部屋も中野より1部屋多い、1人暮らしには充分すぎる広さ。だが結局部屋が増えたところで単に荷物置きになり、無駄にスペースが空く事になっただけだった。
当時はアルバイトをしていたが、休みの何も無い日にフラッと近くに出掛けても何もなくてすぐ家に帰ってきた。
まだ若かったからなのか、埼玉の2年間はどこか虚無感を感じて過ごしていた様に思う。
※ちなみにその時体験した話は下記
これを踏まえて私の出した結論は(男の1人暮らしに限る)、例え部屋が狭かったり古かったり自分の条件と釣り合うところが無くても、駅の周辺もしくは界隈が賑わっている所の方が良い、という事だ。
当然個人差はあるだろうが、これは実際に住んでみないと分からない所でもある。
つまりいくら条件が良い住居でも、住居がある環境がつまらなかったらしばらく住み着くのは難しいのではないかと思うのだ。
……何というか、あれ?これ当たり前の事を言っている?
あ、これこんな広さで綺麗でおまけに家賃も安い!場所はよく分からないけどまぁ慣れるでしょ別に何も無くて良いし……だと失敗するかもよ、という話。
そんな私は今の土地に引っ越してきてそろそろ20年経つ(同じ地域で1回引越し)。